まぶたの皮膚を切開し、理想の二重ラインを作る施術が全切開法です。まぶたの皮膚を切開した後、必要に応じて余分な脂肪を除去したり筋肉や角膜の処理を行なったりするのが特徴。ハッキリとした二重のラインを作れるので、他の施術でまぶたのラインが取れてしまった方、まぶたの皮膚が非常に厚い方に適した施術です。半永久的な効果を希望する方にも向いています。
痛みはあるの?全切開法の口コミ
2週間ぐらいは腫れていましたが落ち着いてきています
施術のリスク・デメリットとは?
全切開法を受ける前に知っておきたいのが、施術のリスクやデメリットです。以下で代表的なリスクを紹介いたします。
ダウンタイムが比較的長め
全切開法は、二重の予定ラインを切開して余分な脂肪を取り出し、内部処理を行なう施術です。ほかの二重施術よりも、さらにはっきりとした二重のラインを作れるのが魅力。その反面、施術後の腫れや内出血などのダウンタイムが比較的長めです。個人差がありますが、患部の腫れは1~2週間ほどで落ち着いてきます。完全に落ち着いて綺麗な二重になるのは、6ヶ月前後の期間が必要です。
修正が難しい
メスを使わない施術と違い、施術後の修正が難しいのも全切開法のデメリットです。施術後に「こんなはずでは…!」と後悔しないためにも、事前のカウンセリングやシミュレーションは念入りに行なうことが大切です。仕上がりのイメージを明確にして、施術に臨みましょう。
傷跡が目立つ
個人の体質にもよりますが、施術後しばらくは傷跡が目立ってしまうケースも。目を閉じた時に傷跡が目立ったり、不自然な凹みが見えたりして悩む方もいるようです。傷跡の多くは施術後3~6ヶ月で目立たなくなりますが、それ以降も傷跡が目立つ場合は傷跡の修正施術が必要になる可能性もあり、注意が必要です。
全切開法のダウンタイム の様子
全切開法のダウンタイムは、施術当日から6ヶ月ほどで完全に落ち着きます。そこへ至るまでのダウンタイムの過程を簡単にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
施術当日
内出血やむくみの症状が強くみられますが、抗生物質や痛み止めなどの薬が処方されるので過度に心配する必要はありません。全身のシャワーや洗髪は施術当日からOKですが、洗顔は水洗いのみに。入浴や激しい運動、飲酒や喫煙は最低でも1週間控えましょう。
施術後4~7日後
二重のラインを縫合していた糸を取り除き、消毒などの処理を行ないます。医師による診察もあるので、痛みや腫れ、内出血といった症状がどうしても気になるのであれば相談することをおすすめします。抜糸当日から、化粧水や乳液によるスキンケアが可能になるので、目元や傷跡の保湿をしっかり行ないましょう。ただし、目元は強くこすらないように意識することを忘れずに。施術後7日目以降からは、普段通りの入浴や運動もできるようになりますよ。
施術後1~3ヶ月後
傷や内出血といった症状も目立たなくなりますが、むくみや腫れが若干残っている状態です。傷跡の保湿やUVケアは、引き続き行ないましょう。
施術後6ヶ月
腫れや赤み、痛みが引いて、ほぼ完成となります。
費用の相場
- 19~50万円程度
全切開法の費用相場は、19~50万円ほどと幅広いのが特徴。各美容クリニックによって費用設定が大きく異なるため、一概に「この価格帯」と言えません。
全切開法を受けられるクリニックは?
全切開法は、美容整形の施術のなかでも特にポピュラーな施術のひとつ。そのため、全切開法を取り入れている美容クリニックがほとんどです。とくにおすすめのクリニックを、以下で3つご紹介します。
品川美容クリニック
国内で30年以上、美容医療を提供し続けてきた老舗の美容クリニックです。施術時間は約30分と短いのがポイント。カウンセリング当日の施術もOKなので、お仕事やプライベートが忙しいという方でも安心して受けられます。品川美容クリニックの会員サービス「BMC」や、学生証を提示すると施術価格が35%オフになる学割サービスも実施中。
- 全切開法の値段:二重切開法 (両目)89,090円(税抜き)~
- 保障期間:1年間。ラインが薄くなるなど、医師の診察で再度の施術が必要と判断した場合は無料で再施術が可能です。
湘南美容外科
症例数や施術実績が豊富で、国内外に98院の拠点を構える美容クリニックです。湘南美容外科の全切開法には、内出血を最低限に抑えるために「電波メス」が使用されているのが特徴。局所麻酔には針先が丸い針を使用して、痛みや内出血のリスクを減らすことに徹底的にこだわっています。施術後の縫合には透明な糸を使用するので、糸が目立ちません。
- 全切開法の値段:195,100円(税込)~
- 保証期間:1年間。左右差があるなど、医師が再施術が必要と判断した際に無料で再施術が受けられます。